海沿いの町

作詞・作曲 ちはる@ハルユキ(石井ヘンドリックス)
編曲  梶原秀剛

1.

海岸沿いを まっすぐ走る 国道沿いの堤防 歩いてゆけば

夕暮れ時の 同じ時間に 子犬と散歩してる あの娘に逢える

すれ違うとき 潮風が吹いて 来る

白いしっぽと 長い 髪が揺れた

小高い丘に 登ってみれば 島の向こうに 夕日が落ちる

七色の空に 一番星

まちの明かりが 灯り始める	君が住んでる あの辺りにも

僕の生まれた 海沿いの街

2.

人のまばらな 駅前広場 あの日と同じままの ちいさな本屋

レンゲの揺れる 線路の向こうを 自転車に乗って 帰る あの子が見えた

やがて短い列車がやって来る

踏切 渡る 風に 髪が揺れた

夜の浜辺で 空を仰げば 今にも 落ちて 来そうな 星よ

耳をすませば 波のざわめき

船の灯りが 遠くに浮かび 海岸線は 椰子の木揺れて

僕の生まれた 海沿いの町



海風吹くと ざわめく垣根  街灯ともる 路地の 小さな窓辺

君が静かに本を読んでる   あの場所にきっと帰ろう

海沿いの町


解説
「ちはるさんってチューリップみたいな歌があうんじゃないかなー」という(笑)
ご要望にお応えしてチューリップに似た歌を作ってみました。
「wake up」「虹とスニーカーの頃」等の曲をイメージしながら。
完成するまでの開発コードネームは「チューリップ風の曲」

歌詞は「海岸沿いを まっすぐ走る」が最初にメロディと一緒に浮かびました。
それとは別に思いついた、生まれ育った町を思い出しながら書き付けた何種類かの
歌詞を織り込んでできあがったのがこの曲です。

歌詞に何度か登場する「あの娘」は特定の一人を想定しているわけではないのですが、
聞く方はお好みに応じて解釈していただいていいかな。

帰郷すると、その度意味もなく海岸を散歩してみます。昼間だったり、夜中だったり。
夕暮れ時の、空の色がブルーからオレンジ色に染まり、やがて藍色へと変化していく様子を
歌に盛り込めたらと思い、作りました。

七夕の頃には真夜中に堤防の上に寝転がってみると、東京では絶対見られない満天の星が
楽しめます。

歌詞の通りに国道沿いの堤防。椰子の木。この湾の沖には小さな島があります。
2004.4.8

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