横浜レター

作詞・作曲 ちはる@石井ヘンドリックス
編曲   石井ヘンドリックス&梶原秀剛


ふるさとにも帰らず 過ごした 一人きりの 横浜に
懐かしいあの子からの 年賀状が 届いてる

「元気かな? 電話の一本ぐらい 寄越しなさいよ」
そうは言っても

昔からの 気の置けない仲だけど この年になると
ダンナのいる君に 電話はチョット 気が引けるね


ふるさとに宛てた手紙 書いても 何とはなく 出さないまま
月曜日の朝が来て 満員電車に乗る

「彼女もいるさ 横浜の街で 忙しい仕事 こなしてる僕さ」

そう書いても カンの鋭い君には 見透かされている
そんな気がして 手紙はチョット 気が引けるね


電話の向こうから 聞こえてくる 君の声は
早口で 友達や町のことを 教えてくれるんだね

お互い「きっと この人とだけは つきあうことは 無いだろう」
なんて

ふざけあって 仲間たちと 言っていた 帰り道のこと
君は今でも 覚えているんだろうか

ふるさとにも帰らず 過ごした 一人きりの 横浜で。。。

解説
筆無精なネット仲間のちょっとした掲示板への書き込み
「昔懐かしい女友達から、年賀状が来た」その書き込みにヒントを得て起こした曲です。

歌詞は石へん内でいろいろとシチュエーションを想像して、検討し、
秀剛さんにも色々アドバイスをもらったりして、2,3ヶ月ほどかけて
徐々に完成させました。独りではとてもここまで出来ていないですね。

昔は自分の作った曲を歌うというのは、どこか気恥ずかしさというか、
心細さというか、不安な気持ちがあったのですが、
「石へん」として歌う事で、ある程度客観的に曲をとらえる事が出来ました。
自分で言うのもなんですが「好きな曲」の一つに入れていいなと思います。

主人公は、たぶん横浜辺りに在住。もしかしたら、実は横浜市じゃなくて
「横浜あたり」にすんでいて、面倒くさいから田舎の友達には「横浜にすんでる」
と言っているかも知れません。

通勤電車の中でふるさとの事を思い出している主人公を想定している、なんていう話を
カメラマンの村山くんに話したら、多摩川を渡る電車から撮った写真を送ってくれました。

確かにこの曲を作っている時、頭に浮かんでいた風景の一つにぴったり。

  
2003.10.6

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